原発事故は、もういらない・・・

No More Nuke accident!

なぜ政府は「問題ない」を連呼するの?

政府のお役人たちの仕事は、日本という国を守る事。
そしてそれは、その国を支える、我々国民を守る事です。
我々国民の税金を使い、一個人では解決できない事柄に対して、私たちに代わって適切な対処を行うべく存在するのです。
もちろんそれは、盲目的に行われるものではなく、将来を見据えた形で、包括的に行われていくべきものと考えます

さて、ここで原発とは異なる話題に移る事をお許し下さい。

水俣病
言わずと知れた、日本の四大公害病の一つです。

水俣病が公式に確認されたのが1956年。
最高裁が熊本県と国の責任を認めたのが2004年。
現在もまだ、一部の提訴が続けられており、完全解決には至っていません。

実際に一個人では解決できない事象が発生し、その影響が出始めてから既に50年以上が経過している訳です。
50年というと、例えば当時50歳前後だった政治家さんなどは、とうの昔に引退し、たぶん殆どの方は既にお亡くなりになられた事でしょう。

そもそも今、国を運営している方々にとっては、これらの問題は、遠い昔の政治家さんが国を運営していた頃の話であり、「知ったこっちゃない」というのが本音ではないでしょうか。

さて、原発問題です。

放射線は、臭いも味もなく、もちろん目でみる事も出来ません。
ガイガーカウンターなどの線量計(放射線量の測定機)は、ウクライナを始めとした各国から援助物資として届けられましたが、実際には活用されていません。
また、フランスからは既存の、もちろん技術大国である我日本国内からも個人用の安価な線量計の販売計画が聞こえてきますが、未だ実現に至っていません。
私の様に、個人的に5万円程度の出費と引き換えに、海外から線量計を手に入れた方以外は、政府が発表する数値を信頼するしかありません。

そして「ただちに」影響がない放射線の性格上、実際に、人への影響が公になるまで、最低でも10年程度の歳月が必要でしょう。

上記の水俣病などについても、1942年頃から実際に症状が出ていた様ですが、原発事故の場合もその認定と対応が先送りされる事は必至です(そもそもチェルノブイリ事故などの先例からみると認定そのものが怪しいですね)。

その頃には、今の政治家さん達はとうの昔に引退、責任は何十年後か先の(日本という国が存在していれば日本の)政治家に委ねられる事になります。

ですから、敢えて今の政府が「問題あり」という責任を認める発言をする必要性は、ないのかもしれません・・・。

・・・

しかし、政府とは、政治とは一体誰の為のものなのかを、問いたいです。
この大事な時期に、政争ばかりを繰り返し、顔色を伺い、人気取りの、ネームバリューで決まってしまう政治家たち。

日本という国の、もう限界が来ているのかもしれません。
日本の限界

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